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2016年10月29日 (土)

ドイツの土壌 追加編

今回はソムリエ協会の教本以前ブログにUP)と少々異なるまとめ
ドイツワイン協会の教本は堆積土壌、堆積岩、変成岩、火成岩で編成されており土壌は難易度高いです。ワインも味わいながらを理解していくと良いと思います。

・ラインガウ千枚岩 4億5千年前オルドブス紀
・ラインガウ、ナーエ、ミッテルライン、モーゼル、アールと続く北西寄りの生産地:4億年前デヴォン紀の海の底に泥が堆積し、粘板岩となって隆起したラインスレート山地に分布しており、主に粘板岩(英語:スレートSlate、独語:シーファーSchiefer)。
・ラインヘッセン
千の急陵 4億年前デヴォン紀非固結性のレス土が広く分布し、南部・北部に石灰質土壌が、ライン川沿いの東部に赤底統の急斜面がある。
・ファルツ:北部と南部で個性が異なる。北部は雑色砂岩、玄武岩、石灰岩にレス土と粘土が混じる。南部はレス土と粘土が主体、南部は雑色砂岩・貝殻石灰質・コイパー
・フランケン:貝殻石灰質
・ヴュルテンベルク:貝殻石灰質、黄土層、泥灰岩
・バーデン、ファルツ、ラインヘッセン:表土に石灰を含むレス土。スイスのアルプスはカルクアルペンと呼ばれる通り石灰岩から出来ており、それが約2億5千年前の氷河期の猛烈な風に削られて運ばれ、ライン渓谷に堆積したのがレス土。そしてレス土の下には貝殻石灰質が広範囲に分布し、所により雑色砂岩、コイパー、赤底統が混じっている。局所的に火成岩、変成岩もある。
・ザクセン ウンストルート:貝殻を含んだ石灰質と砂岩
・ザクセン:砂岩、斑岩、粘土質の微流砂土、その他混成土壌

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