ドイツ格付け:品質の基準まとめ
-1971年、2007年名称変更ドイツワイン法-
・シャプタリゼーション(アルコール濃度を補う為の補糖)が可能なクヴァリテーツヴァインQualitätswein
・シャプタリゼーションが禁じられているプレディカーツヴァインPrädikatswein
プレディカーツヴァインはさらに6つの肩書きに分かれ、
カビネットKabinett
シュペートレーゼSpätlese
アウスレーゼAuslese
ベーレンアウスレーゼBeerenauslese
アイスヴァインEiswein
トロッケンベーレンアウスレーゼTrockenbeerenauslese
-これらの格付けとは別に、味の表記-
辛口 トロッケンtrocken (残糖9g/ℓ以下)、
中辛口ハルプトロッケンhalbtrocken(残糖10~18g/ℓ)
ファインヘルブfeinherb (残糖値の基準なしのオフドライ)
必須記載項目ではない。
-村名と畑名-村名の後にer畑名が並んで表記
ヴィルティンガー・ゴッテスフースWiltinger Gottesfuß
ヴィルティンガーが村名、ゴッテスフースが畑名
A. J. アダムは畑名は金色、村名は黒色と文字色を変えて
-2002年VDPドイツ・プレディカーツヴァイン生産者協会格付導入-
2012年ヴィンテェージ~
・VDPグーツヴァインGutswein=エステートワイン
・VDPオルツヴァインOrtswein=村名ワイン
・VDPエアステ ラーゲ=Erste Lage=畑名ワイン
・VDPグローセ ラーゲ=Große Lage=特級畑名ワイン
VDPグローセ ラーゲは、長年偉大なワインを生み出してきた恵まれた畑が対象
単一畑Einzekkage2650あるがVDPエアステ ラーゲとVDPグローセ ラーゲは1割
VDP.グローセ・ラーゲとVDP.エアステ・ラーゲは
格付け畑使用、地方の規定品種、手摘み、収量規定量以下、審査をクリアー
グローセ ラーゲに指定された畑でつくられるワインで条件を満たした辛口ワインをグローセス・ゲヴェクスGroßes Gewächs
ラインガウではエアステス・ゲヴェクスErstes Gewächsと呼ばれている。
キャップシールにVDPエアステ ラーゲ、VDPグローセ ラーゲと記載
グローセス・ゲヴェクスはエチケットにGGと記載
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