ワインの資格受験対策24 日本ワイン検定ポイント
日本ワイン検定2級ポイント黒次。1級ポイント青字
北海道2大ワイナリー:1963年池田町ブドウ・ブドウ酒研究所、初の町直営の十勝ワインは1960年のブドウ愛好会の発足。北海道ワイン、1974年おたるワイン、450ha日本最大
明治~大正
1875年(明治8年)札幌市に北海道開拓使官園開設
1877年(明治10年)開拓使直営のワイナリー
1879年(明治12年)製造石高6石1寸(1098L)
1887年(明治20年)上記が払い下げ花巻葡萄酒醸造所に
1891(明治24年)谷七朗が引き継ぎ北海道葡萄酒醸造所に改名
1907年(明治40年)札幌葡萄酒合資会社として発展
1913年(大正2年)廃業。フィロキセラで、対策がわからずに失敗
同時期函館付近にブドウ園、プロシアの商人ガルトネル
1870年(明治3年)七重官園 政府はガルトネルに報奨金をはらい権利買取
1871年(明治4年)七重農業試験所
1876年(明治9年)七重勧業試験場と改名。北海道の南端、七飯町にあったが廃業に。続いていたら北海道最古のぶどう園
昭和時代
1972年(昭和47年)札幌冬季オリンピックを契機に北海道のワイン新時代
1960年(昭和35年)丸谷金保が町おこしとして池田町池田ブドウ研究所
十勝ワインが苦戦していた頃山梨出身の蔦村彰福が洋裁業の機械購入の為ドイツに行き、飲んだワインに感動、ワイン造りを鶴沼(浦臼)に広大な農地を購入、北海道ワイン
昭和~平成
1975年(昭和50年)まで次々誕生
山形県(P.53~55)
1990年高畠ワイン高畠町:本坊酒造と当時の町長の協力で生まれた、高畠町は古くから「まほろばの里」と呼ばれる豊かな土地
1920年(大正)タケダワイナリー上山市:1970年代、武田重信氏による土壌改良で躍進、岸平典子氏はビオディナミ農法も取り入れ、垣根仕立てのギュイヨ・ドーゥーブル式100%山形産ワイン
赤湯の4つのワイナリー
1892年酒井ワイナリー:山形で最も古いバーダップワイン、ノンフィルター
1939年大浦ぶどう酒:山形ワイン
1939年須藤ぶどう酒:桜水ワイン
1940年佐藤ぶどう酒:金渓ワイン
岩手県(P.56)
1986年葛巻高原食品加工葛巻町:第3セクター、ヤマブドウのワイン
1962年エーデルワイン花巻市:岩手県最初のブドウ栽培地大迫町、県内産ブドウ100%
山形県 江戸~明治
近年長野に抜かれるまでは、山梨に次ぐ日本2位のワイン産地
江戸時代中期から山形県は甲州種を栽培していた。山梨の金山関係者が持ち込んだと伝えられている。
大正~昭和
赤湯は蜂ブドーの神谷伝兵衛の養子の生家があった関係、甘味葡萄酒の原料供給地に
1940年(昭和15年)第二次大戦中には軍需物資としての酒石酸取りのため60社ものワイナリーがあった(現在4社)。
1920年タケダ・ワイナリー上山町、武田重三郎、日本で本格的発泡ワインを最初に出したのがここ。キュベ・ヨシコ
浜田モンサン
昭和~平成
1990年(平成2年)高畠ワイン誕生。山梨でマルスワインですでに成功していた焼酎メーカーの本坊酒造出資、規模東北一
静岡県(P.57)
2000年中伊豆ワイナリーシャトーT.S.伊豆市:シダックスグループの志太勤氏が設立。垣根でCSやシャルドネ、プティ・ヴェルドを栽培
埼玉県(P.57)
1940年秩父ワイン秩父郡:源作印ワイン、両神山の麓
栃木県(P.57)
ココ・ファーム・ワイナリー足利市:こころみ学園の生徒たちにより開墾。
山梨県・勝沼地区(P.59~65)
シャトー・メルシャン:日本最古の民営ワイナリー、大日本山梨葡萄酒会社がルーツ、甲州のシュール・リー製法を開発、甲州の柑橘系のアロマを引き出す「きいろ香」製法を開発、産地全体のレベルアップに貢献。自社畑は勝沼の城の平と、長野県上田市のマリコ・ヴィンヤード(20ha)
マンズワイン 勝沼ワイナリー:キッコーマンが親会社、長野県小諸市にもワイナリーがあり勝沼はデイリーワインを製造、リュナリス」シリーズが柱、栽培技術としてレインカット方式を開発、交配品種信濃リースリング(シャルドネ×リースリング)シャルドネ・ドゥ・コライユ(甲州×シャルドネ)」を開発。
サッポロワイン 勝沼ワイナリー:創業100周年にワイン事業参入(1976年)、主なブランドは「グランポレール」
中央葡萄酒グレイスワイン:勝沼町の鳥居平を中心に良質の甲州ワインを生産。山梨県明野町にも自社畑、明野と北海道の千歳にもワイナリー。2010年7月に商業ベースで初めて、甲州のワインをヨーロッパに出荷。勝沼の御三家の一つ。
丸藤葡萄酒工業ルバイヤート:ブランド名は詩人の日夏耿之介が命名。1989年から垣根仕立に取り組む。勝沼の御三家の一つ。
勝沼醸造アルガブランカ、アルガーノ、ボルドーのマグレグループ(シャトー・パプ・クレマン等)の一員で、アルガブランカ イセハラが海外輸出されている。社長は有賀さん。勝沼御三家の一つ。
1855年ルミエール笛吹市一宮町1855年、自然派志向
山梨県・勝沼以外(P.66~69)
サントリー 登美の丘ワイナリー甲斐市
サドヤ甲府市シャトーブリヤン:甲府駅のすぐ北にある1917年創業の老舗。早くからカベルネ・ソーヴィニヨンやセミヨン等のヨーロッパ品種に取り組む。
P.25 山梨県
江戸~大正
江戸時代既に葡萄の主要産地
1868年山田宥教がワインを試醸
祝村葡萄酒醸造会社(メルシャンの前身)が高野正誠、土屋竜憲の二人をフランスに派遣
第二次大戦時は酒石酸生産のため2,700軒生産者
昭和~平成
東京オリンピックの頃から状況変化
大手⇒サントリー登美の丘から「シャトー・リオン」シリーズ発売。1960年三楽がメルシャンに変更して勝沼に工場建設。同時期マンズも勝沼に新工場建設。
1977年(昭和52年)にはサッポロビールが勝沼に工場を建ててワイン業界に進出
中小⇒早くから本格ワイン造りに進出した二企業
1917年(大正6年)サドヤ
1857年甲州園現ルミエール
御三家:丸藤葡萄酒工業、中央葡萄酒、勝沼醸造
山梨を支える大学と県
山梨大学:醸造面での技術的支柱
山梨県当局:ワイン産業発達に協力な指導(国産ワインコンクール開催、ロンドンでの甲州試飲会等)
長野県(P.70~72)
長野御三家:林農園(五一ワイン1911年創業)信濃ワイン(1916年創業)井筒ワイナリー(1933年創業)
ヴィラデストガーデンファームアンドワイナリー東御市:画家で文筆家の玉村豊男氏のワイナリー。標高が高く、降雨量が少ない。メルロー、シャルドネが評価
マンズワイン 小諸ワイナリー小諸市:トップレンジの「ソラリス」を生産、マンズワインの高級ワイン拠点。
1942年小布施ワイナリー小布施市:元は日本酒の蔵元、曽我彰彦氏
1979年サンクゼール上水内郡:斑尾山の山麓に位置、自社畑のシャルドネの評価高い。
P.19 長野県
明治
1872年(明治5年)桔梗が原の開拓 豊島新三郎
大正~昭和
1926年(大正15年)林五一氏が出荷組合長として寿屋、現サントリーとメルシャンの工場誘致に成功。甘味葡萄酒の原料地として盛況⇒第2次世界大戦後、甘味葡萄酒の衰退とともに低迷
1976年(昭和51年)メルシャン浅井昭吾が林五一氏が栽培を続けていたメルロに注目し桔梗ケ原のメルロが注目される
昭和~平成
老舗御三家林農園(五一ワイン)井筒ワイン信濃ワイン+Kidoワイナリーが牽引車
ジュースで成功したアルプスのワインへの本格参入
メルシャンにより、北信地区のシャルドネも注目される
県北部は小布施ワイナリー、サンクゼール久世さんはクリスチャンであり事業経営能力もあり注目
県東部はマンズワイン小諸ワイナリー、勝沼の本社は日常用の低価格ワイン、小諸は高級ワイン「ソラリス」シリーズ
平成
県東部(東御市)ヴィラデスト:玉村豊男氏のワイナリー。初めは宝酒造のワイナリー計画、中止、玉村氏がワイナリーを決心
マリコ・ヴィンヤード:東御市の対岸。メルシャンが20haの自社管理畑を全てワイン専用品種、垣根仕立で栽培
新潟県(P.73)
岩の原葡萄園上越市:川上善兵衛氏が設立。川上品種のマスカット・ベーリーAやブラック・クイーンを栽培。
欧州ぶどう栽培研究所(カーブドッチワイナリー)新潟市
兵庫県(P.74)
神戸みのりの公社神戸市:神戸ワイン第三セクター、神戸産100%
岡山県(P.76)
サッポロワイン岡山ワイナリー赤坂町:マスカット・オブ・アレキサンドリアのワインが有名
島根県(P.76)
奥出雲葡萄園木次町:地元有志有機栽培、ヤマブドウの交配も取り組む
島根ワイナリー出雲市:島根わいん第三セクター
大分県(P.77)
三和酒類 安心院葡萄酒工房安心院町:いいちこの三和酒類が経営、原料は全て安心院産
宮崎県(P.78)
都農ワイン都農町:第三セクター、高温多雨地帯で「尾鈴ぶどう(キャンベル・アーリー)」からのワイン等を産む。キャンベル・アーリーのワインはイギリスのワインレポートで高評価。
熊本ワイン 熊本市:熊本産100%高畠ワイナリー傘下の本坊酒造 菊鹿町産シャルドネは国内コンクールでも評価
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