アラン・デュカス
アラン・デュカスはジョエル・ロブションと並びフランスを代表する多数のミシュラン星付き料理人
レストランを統括するシェフ・ソムリエと金沢の老舗「中村酒造」が、コラボレーションして、フランス料理の為の日本酒「日榮 アラン・デュカス セレクション」が誕生。モナコの「ルイ・キャーンズ(Louis XV)」、パリの「アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ」、ロンドンの「アラン・デュカス・アット・ザ・ドーチェスター」は3つ星を獲得。日本は、シャネルと提携した1つ星「ベージュ アラン・デュカス 東京」とビストロ「ブノワ」があります。
レストランのワインをセレクションする「アラン・デュカス・エンタープライズ」のシェフ・ソムリエ、ジュラール・マルジョンが、日本の文化や歴史に興味を持ち、フランス料理に合う日本酒をレストランでサービスしようと、180年以上の歴史を誇る中村酒造の中村太郎氏と、2年間かけて、開発。
中村氏は「国内の日本酒人口は減り、海外では伸びている。でも海外に進出するのではなく、日本の文化として日本酒を味わって欲しかった。有機栽培の神子原米(みこはらまい)を原料に、コメのうまさと余韻のしっかりした酒を目指した」と、熱い思いを語った。
マルジョンは「米を栽培する棚田を見た時、ブドウ畑と同じだと思った。良いブドウもテラスで栽培される。ワインと同じく、米、土壌、周囲の環境などを表現して、フランス料理のコースの一部として楽しめる日本酒を造りたかった」と語る。
パリのアラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ、スプーン、ジュール・ベルヌでも、フランス人の味覚にマッチして好評
アラン・デュカス セレクションの年間生産量は1500本。希望小売価格は、720ミリリットル瓶で1万円。問い合わせは中村酒造(電話 076・248・2435)。http://www.bordeaux-primeur.jp/price/
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