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2008年6月19日 (木)

初夏のチーズ:シェーブルチーズ

Sn370268Sn370269山梨のフレンチレストラン【ボンマルシェ】のチーズの会です。今回のテーマは初夏のチーズ:今が旬のシェーブル(山羊)チーズ。最初の写真右側が・セル・シュール・シェール (上は フレッシュタイプ 下は熟成タイプ)ロワール河流域でシェーブルチーズの生産量が高いのは、8世紀にサラセン人(アラブ人)がスペインからフランスに攻め込んだ時、山羊を大量に連れてきたのですが、サラセン人は後退し、連れてきた山羊は置いていたからだそうです。シェーブルは若いうちは酸味が強く、それを和らげる意味でポプラの灰と塩を混ぜたものをチーズのまわりに付着させていて、表面の木炭が適度に湿っているので、カビの自然な繁殖をうながし、熟成して水分が抜けてくると身が引き締まり、味もコクが増して酸味と甘みのバランス調和されいい感じ。ワインプロセッコ・スプマンテ・ブリュット・バルビノットに良く合いますそして時計周りに、カレドロン、クラヴァ、プーリニー・サン・ピエール。カレドロンは(フランス・ノール・パ・ド・カレ県)北フランスのロンクという町でマリーテレーズさんが一人で作っている貴重なチーズで、表面を白ビールで洗って熟成させています。MOF(フランス最高職人賞)チーズ熟成士、ロドルフ・ル・ムニエ氏が更らなる熟成を手がけた日本初入荷、スペシャルなチーズを初体験ビール・クローネンブルグ ブラン共に
クラヴァは(イタリア ピエモンテ州)北イタリア、ピエモンテのランゲ地方伝統チーズ。クラヴァとは、この地方の方言でヤギと言う意味です。白カビにおおわれた、とってもクリーミィで濃厚なとろとろチーズ。。。。プーリニー・サン・ピエール(フランス・アンドル県産)は別名エッフェル塔の名があり、今回は甲州ブドウの搾りカスに漬け込み熟成させた、チーズの会に特別に作ったオリジナル

今回のワインは白ワイン マコン・ピエール・クロ・ドメーヌ・マルク・ジャンボ2006年と赤ワイン シノン・グランジュ 2005年

お料理は【アッシパルマンティエ】マッシュポテト、茄子、トマト、挽肉の重ね焼き。6種のチーズ入り見事6種類当てましたSn370270。そして、こちらの焼酎はお隣りに座ったキーちゃんからの差し入れです。キーちゃんお気に入りのエポワスライス(ほかほかのご飯にエポワスをトッピング)はトライしてみる価値大です

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